【今回のご提案】

1.築145年の歴史、住み継いできたこの場所で居心地の良い快適な暮らしになるように古い家の新しい暮らしを実現することを目指した

2.駐車場から家までの距離が長く奥様の帰宅動線とご主人様とお子様の帰宅動線を分けて考え、奥様の帰宅動線上にパントリーやランドリールーム、WIC、水廻りを設けることで毎日の家事負担を軽減できるような回遊動線と間取りを考えた

3.以前のDKは暗くて寒い北東に配置されていたため、あまり使われていない南に面した和室の続き間へ配置することで明るく広々としたLDKに様変わりしている。LDKや祖父の部屋には隠れていた梁を露出して145年の材木が家の歴史を感じさせている

4.リビングから庭へ暮らしが広がるウッドデッキは開放感をもたらし家にいながら外を感じられ憩いの時間が持てる

5.20年にリフォームして設けられていた2階のLDKは子ども部屋と、主寝室、大容量のWICとFCLとして仕切り、子供の成長と共に変化するライフスタイルに合わせた間取りになっている

6.祖父の部屋と客間は来客の際は引き戸を取外しでき、続き間として利用できるような可変性を持たせている

7.築145年となると家の損傷が目に見えない部分に至る所にあり補修や補強を施すと共に断熱材がほとんど入ってはいない状態から床下から壁内、天井に隙間なく施し建物の状態に応じてコストも抑えつつ効果的に断熱性を向上させている

設計施工：宮原工ム店

提案プラン：古民家リノベーションプラン

AFTER

1F

2F