こんにちは。
早いものでもう7月。今年も半分が過ぎましたね。
梅雨も明け、すっかり真夏🥵
毎日バテそうな暑さですが、こまめな水分補給と適度な休憩で熱中症に気をつけていきましょう!
さて今日は、家を建てる際に必ず行われる「地盤調査」についてご紹介します。
地盤調査とは?
建物を建てる際にその土地の地盤が建物の重さに耐えられるか、地震などで沈下したり傾いたりする危険性がないかなどを調べるために行われます。
いくら頑丈な家を建てても、地盤が弱ければ安全な住まいとは言えません。
地盤調査をしなかったり、適切な方法で地盤改良を行わないと、地盤沈下や家が傾くなどの危険性があります。
建築基準法で義務付けられており、特に戸建て住宅では地盤保証を付けるためにも必須の調査です。

こちらの写真は、スクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験/SWS試験)という方法を用いた地盤調査です。
スクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験/SWS試験)とは?
ロッド(鉄の棒)にスクリューポイントを取り付け、おもりを載せたり回転させたりして地中に貫入させ、その沈み方や回転数から地盤の硬さや締まり具合を測定します。
住宅の四隅と中央部の5つのポイントを調査していきます。
メリット
調査時間が短い(半日〜1日程度)。
費用が比較的安価(5万〜15万円程度)。
狭いスペースや傾斜地でも調査が可能。
敷地内で複数個所を調査できるため、地盤の変化を捉えやすい。
デメリット
土質資料を採取できないため、詳細な土質判定はできない。
軟弱地盤が対象で、硬い地盤や礫、玉石交じりの層には不向き。
深部までの調査は難しい(深度10〜15m程度が限界)。
深度が増すとロッドの摩擦抵抗によりデータの信頼性が低くなることがある。
一般的に、地盤調査は土地の契約後、建物の設計に入る前に行われます。
地盤調査の結果、地盤が軟弱であると判断された場合は、建物の安全性を確保するために地盤改良工事が必要となります。
地盤改良には、表層改良、柱状改良、鋼管杭工法などがあり、それぞれ費用や工法が異なります。
家づくりをお考えの方は地盤改良も視野に入れて、ある程度のゆとりを持って資金計画を立てることをおすすめします。
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