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GX志向型住宅について

こんにちは。

毎日暑いですね。連日最高気温更新のニュースを見て朝から憂鬱になります…😖

あれ?梅雨って明けましたっけ??みたいな。

こまめに水分とって、無理のないよう過ごしましょうね。

 

さて、最近「GX志向型住宅(ジーエックスしこうがたじゅうたく)」という言葉を耳にしたことはありませんか?

聞きなれない言葉かもしれませんが、これからの家づくりを考えるうえで、とても重要なキーワードなんです。

 

GXとは「グリーントランスフォーメーション(Green Transformation)」の略で、地球温暖化を防ぐために、エネルギーの使い方や暮らし方を見直していこうという考え方のことです。

 

GX志向型住宅とは、政府が定めた新しい住宅基準で、省エネルギー性能を大幅に向上させ、再生可能エネルギーを活用することを目的としています。これにより、二酸化炭素排出量を削減し、快適な住環境を実現します。

 

GX志向型住宅の条件は以下の3つです。

 

1.断熱等性能等級:「6以上」「HEAT20」G2(UA値=0.46と概ね同等)

※断熱等性能等級とは住宅の断熱性能を示す指標で、数値が大きいほど高性能です。

 

2.再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率:「35%以上」

※効率の良い空調設備や照明器具、建築デザインなどでエネルギー消費を削減します。

 

.再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率:「100%以上」

※太陽光発電などを導入し、エネルギー自給自足を目指します。(寒冷地や都市部の狭小地など、一部例外あり)

 

なんだか聞きなれない言葉のオンパレードで頭に入ってきにくいかもしれませんが、GX志向型住宅を簡単に言うと、「省エネ性能がすごく高くて、さらに太陽光発電などで使う電気を自分で作っちゃう、未来志向の家」です。

 

政府が目指している「脱炭素社会」(二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする社会)を実現するための、特に優れたエコ住宅だと思ってください。

 

よく似た言葉に「ZEH(ゼロエネルギーハウス)」がありますが、GX志向型住宅はZEHよりもさらに厳しい省エネ基準をクリアしている、もっと高性能な家です。

 

 

ここまで読んでいただくと、「GX志向型住宅がいいのは分かるけど、高性能な分だけ費用が高くなりそう…」

そう思った方もいるかもしれません。

実は、今なら国の補助金を活用して、GX志向型の家づくりがお得にできるチャンスなんです。

 

GX志向型住宅が補助対象となる制度は「子育てグリーン住宅支援事業」です。

 

子育てグリーン住宅支援事業では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、高性能な住宅の新築やリフォームを支援しています。

 

対象となる新築住宅の補助額は以下の通りです。

 

 

3つの高性能住宅の中でGX志向型住宅が最も補助額が高く、160万円を受け取ることができます。

 

長期優良住宅とZEH水準住宅は対象が「子育て世帯」と「若者夫婦世帯」に限られるのに対し、GX志向型住宅はすべての世帯が対象という点も大きな特徴です。

 

弊社では、お客様の理想の暮らしを実現するために、高気密・高断熱な高性能住宅の設計・施工に力を入れています。

GX志向型住宅の補助金制度についても、最新の情報に基づき、お客様一人ひとりの状況に合わせて最適なご提案をさせていただきます。

 

補助金を上手に活用して省エネ性能の高い住まいを建てたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください😊